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戦争映画「ステイトオブウォー」レビュー 

戦争映画「ステイトオブウォー」

戦争映画「ステイトオブウォー(原題Iluminados por el fuego)」のDVDを拝見しましたのでレビューいたします。
舞台となるのは戦争映画としては珍しいフォークランド紛争、アルゼンチンは大敗後も帰還兵による自殺が社会問題となっていました。
1982年当時フォークランド紛争に参加したアルゼンチン帰還兵である主人公エステバン(ガストン・パウルス)は戦友のバルガスの自殺未遂をきっかけにマルビナス島での出来事を思い出していきます。
餓えと寒さに耐えながら英国軍と戦った18歳の頃体験したマルビナス島での出来事を反芻していくといったストーリーです。

この「ステイトオブウォー」はアルゼンチン側の目線で描かれているため紛争勃発の理由ががマーガレット・サッチャー元首相の支持率UPであるという風に描かれております。
実際のフォークランド紛争は1982年4月から2カ月半に渡って行われたチョークポイントの奪い合いだったんです、イギリスが海上に部隊を展開する上でフォークランド諸島は必須なんです。
当時アルゼンチンのガルチェリ大統領はイギリスの軍縮とアメリカのアルゼンチン支持を狙って武力衝突を起したのにイギリスは本気だすわアメリカはイギリスに着くわで裏目に出てしまったわけです。
フォークランド紛争は結局アルゼンチンの大敗で幕を閉じるわけですが、敗北がキッカケに当時軍事政権だったアルゼンチンは民主化への道を辿ることになったわけですからアルゼンチンの大損だったわけです。

「ステイトオブウォー」はトライベッカ映画祭2006では最優秀作品賞を、サン・セバスティアン国際映画祭では審査員特別賞を受賞したことで有名な映画なのですが、サバゲーマニアが欲するアクションシーンがかなり少ない戦争映画でした。
パッケージにあるような爆発炎上とはかけ離れた内容でした、殆ど上司の悪態をついたり羊を盗んで食べたり、自殺未遂をしたバルガスの奥さんの愚痴がこぼれたりとそんな感じです。
一番の見せ場は中盤暗闇の中で両軍が衝突するシーンですね、夜間イギリス軍の上陸を許してしまった所為で大規模な銃撃戦となっていました。
結構予算を割いた作りでしたので安っぽくなっていないのが好印象ですね(〃^∇^)♪

「ステイトオブウォー」でテーマになっているのは地獄のような戦争というよりは義務感といった感じですかね、あれだけ嫌がっていたフォークランド諸島マルビナス島へエステバンもバルガスは帰りたがっていたというのですから。
エステバンがベッドの上のバルガスに「あそこへ帰らなけらば駄目になる」と語りかけていたのが印象的でした。
エンターテイメントとして製作された作品ではなく、こういう歴史があったんだよ、こういう犠牲者がいたんだよっていう反戦メッセージを込めた映画となっております。

ステイト・オブ・ウォー [DVD]
新品最安価格:60%OFF ¥ 2,000 (4店出品)
中古最安価格:78%OFF ¥ 1,080 (3店出品)
売上ランク:36004位
レビュー平均:3.83.8点 (4人がレビュー投稿)
4.04.0点 負けた戦争
5.05.0点 強烈な反戦と、戦没兵士たちへの静かな敬意を表した映画
4.04.0点 米軍基地の存在意義
発売日:2007-02-02
メーカー:アルバトロス
出演:ガストン・パウルス パブロ・リバ ヴィルジニア・イノセンティ シザー・アルバラシン
時間:100(分)
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category: アクション映画、ミリタリー映画

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