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サバゲー装備レビューブログ

サバゲー装備品やミリタリー映画を初心者の目線でレビューするタクティカルな戦略ブログです。

弐瓶勉が描く新作アドベンチャー「人形の国(シリウスKC)」5/9発売 

人形の国


BLAME、バイオメガ、シドニアの騎士などなど様々なSFアクションを手掛けてきた弐瓶勉の新作アドベンチャー「人形の国1(シリウスKC)」が5/9に発売されます。
月刊少年シリウス4月号(講談社)にて連載されていた「人形の国」待望の単行本化です。

人形の国は遺跡層におおわれた直径12万キロメートルの巨大人工天体「アポシムズ」を舞台にしたSF作品。
極寒の地表で食料採取と戦闘訓練に努めるエオ、ビコ、シオ、エスローが遺跡層を探索していたところ、身体が徐々に人形になり自我がなくなる「人形病」に侵された少女と遭遇するというお話。

本作「人形の国」はなんと以外にも弐瓶勉初の少年誌での連載だそうです。
青年が読んでもなかなか難しいSF設定のある二瓶勉の作品、「人形の国」を通して昨今のティーンネイジャーとどう接していくのか愉しみでもあります。
また公開を控えている劇場版「BLAME」の書き下ろし資料集も準備中とのこと、弐瓶勉ファンは何かと忙しくなりそうです。

人形の国(1) (シリウスKC)人形の国(1) (シリウスKC)

弐瓶 勉
講談社 2017-05-09
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category: ミリタリー漫画、戦術書籍

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エドワード・ルトワック著/奥山真司訳「戦争にチャンスを与えよ(文春新書)」レビュー 

エドワード・ルトワック著/奥山真司訳「戦争にチャンスを与えよ(文春新書)」レビュー

4月21日に発売されたエドワード・ルトワック著/奥山真司訳「戦争にチャンスを与えよ(文春新書)」のレビューです。
コリン・グレイ、マーチン・ファン クレフェルトと並び、世界三大戦略思想家と言われているのがエドワード・ルトワック。
そのルトワックのこれまでの講演、インタビュー、論文をまとめた構成となっております。
Amazonの軍事入門カテゴリで堂々一位にランクイン(2017年4月28日現在)、発売初週で増刷が決定しているとのこと。
売れ行きも好調のようですね。

中身としては以下の通り。

1.自己改題「戦争にチャンスを与えよ」
2.論文「戦争にチャンスを与えよ」
3.尖閣に武装人員を常駐させろ
4.対中包囲網の作り方
5.平和が戦争につながる
6.パラドシカル・ロジックとは何か
7.「同盟」がすべてを制す
8.戦争から見たヨーロッパ
9.もし私が米国大統領顧問だったら
10.日本が国連常任理事国になる方法

サバゲーファン、ミリタリーマニアでなくても一般教養があれば十分理解可能な内容なので内容は十分に把握できると思いますが、私は以前紹介したクラウセヴィッツの「戦争論」に通じる内容も含まれていたので、理解し辛い部分が無くさらさら読み通すことが出来ました。
中身としましては尖閣問題、安倍政権、北朝鮮問題など日本の読者向けに語ったものが大半を占めており、日本人が読んで耳の痛い話も多々御座います。
ですが個人的見解としては今日本に住む人全員が読むべき国防論に関する本ではないかなと思います。
翻訳に携わっている奥山氏はYouTubeに公式チャンネルもある方なのでそちらをご覧になると本書「戦争にチャンスを与えよ(文春新書)」の理解がより深まりますよ。

戦争にチャンスを与えよ (文春新書)戦争にチャンスを与えよ (文春新書)
エドワード ルトワック,Edward N. Luttwak,奥山 真司

文藝春秋
新品:864円

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category: ミリタリー漫画、戦術書籍

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SFミリタリーアクション漫画 神堂潤「redEyes/レッドアイズ(講談社)」レビュー 

レッドアイズ

SFミリタリーアクション漫画 神堂潤「redEyes/レッドアイズ(講談社)」というミリタリー漫画をご紹介いたします。
私がまだ学生のころから連載している長編作品でして、ずいぶん長い間愛読しております。
現在21巻まで発売、現在単行本描き下ろし刊行中。

舞台は近未来、多目的軍事衛星レーザー兵器オビターアイズにより高高度の空での行動が封じられた世界。
レギウムとドラグノフという二国間の戦争が終結するところから始まります。
大戦中の英雄グラハルト・ミルズ大尉通称ジェノサイド率いるレギウム軍SAA(パワードスーツみたいなもの)特殊部隊ジャッカル。
レギウムからは救世主、ドラグノフからは死神と恐れられていた。
しかし部下であるクレイズ中尉の裏切りによりミルズ大尉は反逆者の汚名を着せられることに。
反逆者として捕らえられたミルズ大尉は死刑執行の日、海兵隊憲兵特務班を皆殺しにして脱獄に成功。
自分を貶めたジャッカルの隊員たちに復讐していくというストーリー。

redEyesの魅力はまずその世界観にあります。
まるで本物の戦争史を見ているかのように綿密に作り上げられており、両軍の戦略、戦術、兵站がリアルに描かれております。
読者が知らないところでその作戦は終わってましたよって感じの作者や編集の都合で省略されることなく、戦争開始から終結に向かって一つ一つの作戦が丁寧に作られているので読み応え十分。

また、ミリタリーアクションというだけあってものすごい銃撃戦が展開されております。
SAAを駆使した高機動な戦闘、SAAを脱いだクラダー(中身の軍人)の白兵戦、無人機による局所戦闘などなど迫力満点です。

SF!、アクション!、ガンアクション!、ロボ!、ミリタリー!大好きな要素がてんこ盛り♥
戦記物が好きなサバゲーマニア諸兄は必見です。

redEyes(21) (KCデラックス 月刊少年マガジン)redEyes(21) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

神堂 潤

講談社
新品 586円

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category: ミリタリー漫画、戦術書籍

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カール・フォン・クラウセヴィッツ著「戦争論レクラム版(芙蓉書房出版)」レビュー 

クラウセヴィッツ 戦争論

本日は少々変わり種の書籍をご紹介いたします。
サバゲーファンでもこれをご覧の方はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか!?
それがカール・フォン・クラウセヴィッツ著「戦争論」、ご存知の方は少ないかと思います。
「戦争論」の著者カール・フォン・クラウセヴィッツはプロイセン(今のドイツ)の軍人かつ軍事学者で、「戦争論」はクラウセヴィッツが生前書き残した未完の作品。
この「戦争論」は欧米の国防機関ではよく研究されており、レーニン、エンゲルスも愛読していたそうです。
日本では軍医であり文豪でもある森鴎外が広めたとされておりますが、そのぐらい前から日本にあるのに知名度が低いのは大変残念。
日本の自衛隊でも「戦争論」読んでいる方は少ないそうで、在日米軍なんかは自衛官が「孫氏の兵法」読むのに「戦争論」知らないことに大変驚くそうです。

戦争論は8章から成立しております。

1章 戦争の本質について
2章 戦争の理論について
3章 戦略一般
4章 戦闘
5章 戦闘力
6章 防御
7章 攻撃
8章 戦争計画

クラウセヴィッツは戦争という現象を政治の延長ととらえていおり、暴力装置と考えていないのが特徴ですね。
如何に勝つかではなく、戦争って何!?って感じの内容です。
戦争に関する古典のようなものなので、古い戦術も記載されており現代では使えないよって方もいらっしゃるかもしれません。
しかし核を容易に使えない現代の通常戦争にとってクラウセヴィッツの三位一体(軍隊、政府、国民=理性、情熱、機会)の重要性が改めてられてきております。

さて、このカール・フォン・クラウセヴィッツ著「戦争論」ですが今までいろいろな出版社から販売されておりました。
しかし翻訳の都合で内容が理解し辛い、または誤読も少なくありません。
私は日本クラウセヴィッツ学会が訳した「戦争論レクラム版(芙蓉書房出版)」がお勧め、非常に理解し易くクラウセヴィッツビギナーにもとっつきやすい内容になっております。

戦争論 レクラム版戦争論 レクラム版
カールフォン クラウゼヴィッツ,Carl Von Clausewitz,日本クラウゼヴィッツ学会

芙蓉書房出版
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category: ミリタリー漫画、戦術書籍

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クリス・マクナブ著、「図説SAS・精鋭部隊ミリタリー・サバイバルハンドブック(三交社)」レビュー 

ミリタリーサバイバルハンドブック

クリス・マクナブ著、「図説SAS・精鋭部隊ミリタリー・サバイバルハンドブック(翻訳:坂崎 竜)」を手に入れたのでレビューします。
軍事著述家のクリス・マクナブと言えば各国の軍隊や特殊部隊の内情に精通しており、「最新コンバット・バイブル―現代戦闘技術のすべて」や「コンバット・バイブル―現代戦闘技術のすべて」など近代戦に関する著書を多数出版していることでも有名な方。
現在クリス・マクナブ氏はウェールズに住居を構え狩猟に関するテクニックをレクチャーしているそうです。
本書「図説SAS・精鋭部隊ミリタリー・サバイバルハンドブック」ではクリス・マクナブ氏が劣悪な環境でも兵士がベストコンディションで戦いに臨めるサバイバルテクニックを余すところなく紹介している一冊です。

「図説SAS・精鋭部隊ミリタリー・サバイバルハンドブック」では以下の9章に渡って様々なサバイバルスキルが紹介されております。

1.準備-何を着るか、何を携帯するか
2.水-必要量、水を見つける、水を作る
3.食料-植物を食べる、動物を食料にする…etc
4.火-火をおこす、焚火の種類、種火を持ち歩く
5.シェルター-場所を選ぶ、シェルターの種類
6.キャンプスキル-衣服、工夫して道具を作る、ロープとノット(結び目)
7.天候・地形-極寒、山岳、砂漠、熱帯
8.地図・ナビゲーション-地図、包囲を調べる、信号
9.応急手当-優先事項、骨折、肉離れ…etc

読んでみるとアウトドアサバイバル技術に焦点を当てているといった印象ですので、アウトドアーズマンにも親しんでもらえるような内容が殆どでした。
(中には国内の法律に抵触するようなものも御座いますので注意してください)
文章だけでなく豊富なイラストとともにサバイバル技術が紹介されているので理解しやすく、実際にやってみる場合でもイメージもしやすいのが特徴です。
一冊まるまる覚えるのではなく、「こんなときどうすれば!?」という場合にサバイバルの辞書として活用することが出来るぐらいのボリューム。
ご自分で災害用のバックパックを用意する場合には第一章の「準備」が大変参考になると思います。
もうすぐ東北の震災より6年が経過しようとしておりますが、本書を読んで改めてサバイバルの重要性に気づかされました。
本書「図説SAS・精鋭部隊ミリタリー・サバイバルハンドブック」を読んで小生の危機管理を見直してみようかと思います。

図説SAS・精鋭部隊ミリタリー・サバイバルハンドブック図説SAS・精鋭部隊ミリタリー・サバイバルハンドブック
クリス・マクナブ,坂崎 竜

三交社
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category: ミリタリー漫画、戦術書籍

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